濱田祐史のライトゼア・ワークショップ


濱田祐史のライトゼア・ワークショップ

light there」刊行を記念して、濱田祐史のライトゼア・ワークショップを開催します。フィルムの替わりに「アルミの感光板(PS板)」を使う、たった数十秒間の原始的な写真体験です。

当日は、濱田祐史のやさしい指導のもと、おのおの「アルミの感光板」を手に外へ出かけ、露光させたいモチーフに紫外光をあてて感光させます。
子供から大人まで、だれでも参加できます。露光させたアルミの感光板は、当日お持ち帰りいただけます。

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日程:

2023年12月3日(日曜日)
①午前の部:11:00〜12:30  
→満員御礼
②午後の部:13:00~14:30  
→満員御礼

2023年12月9日(土曜日)
③午前の部:11:00~12:30
  →満員御礼
④午後の部:13:00~14:30  →満員御礼

2023年12月10日(日曜日)
⑤午前の部:11:00~12:30
⑥午後の部:13:00~14:30

2023年12月17日(日曜日)
⑦午前の部:11:00~12:30  →満員御礼
⑧午後の部:13:00~14:30  
→満員御礼



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講師:
濱田祐史
参加費:3,000円  *年齢問わず学生は1,500円
場所:FRAGILE BOOKSアトリエ

住所:東京都目黒区東が丘1-16-17 泰山館

お申し込みについて:
・参加費は3,000円です。当日現金にてお支払いください。
・アルミの感光板(約6センチ角)は作家が準備します。
・露光させたいモチーフがあれば当日お持ち込みください。
・雨天中止(曇天は決行しますが、天候次第ではトークになる可能性があります)
・時間割ごとに最大5名様、各回90分ほどが目安となります。
・当日の書籍や作品の購入方法は各種クレジットカード/現金で申し受けます。

お申し込み方法:
 下記の内容をメールアドレスまでご連絡ください。
 送付先:info@fragile-books.com
 ※予約が確定しましたら、アクセス方法をご案内いたします。


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〈メール送付内容〉


 【お名前】

 【お名前(カタカナ)】

 【当日の連絡先電話番号】

 【メールアドレス】

 【参加日時】※上記「開催日程」から「時間帯」をご記入ください。
  第一希望:
  第二希望:
  第三希望:

 【ワークショップを知った理由】
  知人友人、Instagram、BOOK AND SONS…他
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写真集「light there」について

2020年、ぼくは紫外光にだけ反応するアルミニウムの板 (PS版) をフィルム代わりにつかう撮影実験をしていた。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下、外出自粛の夏の終わりに、最初の実験を決行した。アルミの板をハンドカットして、それを装填したホルダーをカメラに入れて、東京の夕暮れを撮った。ただそこにある光を集めることが重要で、目に見えている対象は重要ではなかった。無心になって見えない紫外光と向き合い、絶句するほど長い露光時間を待った。時間をかけて焼き付いた見えないイメージは、現像の過程ではじめてその姿をあらわす。そのことに純粋なよろこびを感じながら、日光浴したみたいに熱を帯びた薄いアルミの板をつくり続けた。(写真集「light there」より引用)

濱田祐史

詳細および購入はこちらへ:FRAGILE BOOKS(フラジャイルブックス)のオンラインストア




 

濱田祐史/ Yuji Hamada

1979年大阪府生まれ。2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。東京を拠点に国内外で作品を発表している。写真の原理に基づき概念を構築し、自身の記憶、偶然などを介して写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな作品を制作。近年の展覧会に「沈潜と蒸留」(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション、2020年)、「至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16」(東京都写真美術館、2019年) 、個展に「Incidence and Reflection」(PGI、2022年)など。出版物に「photography?end」(magic hour edition、2022)、「Primal Mountain」(torch press、2019)などがある。



主催:FRAGILE BOOKS