
《 開催概要 》
銀座七丁目書店
Ginza Book Club
2025.4.4 ー 5.17
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FRAGILE BOOKSのチームで企てる期間限定の本屋が4月4日からはじまります。世代を超えた21人のデザイナーや週替わりの店主たちが選ぶとっておきの本があつまります。
期間:2025.4.4 ― 5.17 ※日祝休
会場:MMM (メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド)
住所:東京都中央区銀座7-7-4 DNP銀座アネックス
電話:03-3574-2380
営業時間:11:00am - 19:00pm
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一年に一度だけひらく本屋。
「銀座七丁目書店」は、デザインの世界にあそぶ期間限定の本屋です。会場は銀座七丁目にあるMMM1階。デザイナーの「たいせつな本」を販売する「デザイナーの本棚」や週替りで本と店主が入れ替わる「週替りの本棚」など、珍しくて、おもしろくて、ためになる本を販売します。会期中、となりのgggでは、文字や言葉の視覚表現をたたえる国際賞「TDC 2025」の受賞作品やノミネート作品を展示しています。どうぞ併せてお楽しみください。
[ アートディレクター ]
服部一成 / Kazunari Hattori
ロゴやフライヤーやファサードなどのデザインは、服部一成さんによるアートディレクションです。ペンギンが本を読んでいるビジュアルは、4月4日から建てものの入口ファサードにドーンっと登場します。数に限りがございますが、ペンギングッズも用意しております。おたのしみに!
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01_デザイナーの本棚
「銀座七丁目書店」は、副題として「Ginza Book Club(ギンザブッククラブ)」を掲げ、本をすすめ合う文化を大事にしています。この特集棚では、世代を超えた21人のデザイナーが自宅や仕事場で「たいせつにしている本」を3冊選び、その理由を書いた「しおり」をそれぞれの本に付けて販売します。さまざまなデザイナーが夢中になり、打ちのめされ、静かに寄りそってきたプライベートな蔵書をあかします。
秋山伸(グラフィック・デザイナー / ブック・メイカー)
板坂留五(建築家)
岩谷香穂 (opnner デザイナー)
大原大次郎 (グラフィックデザイナー)
菊地敦己 (グラフィックデザイナー)
北川一成 (グラフィックデザイナー)
髙田唯(グラフィックデザイナー)
都筑晶絵 (造本家)
津野青嵐(アーティスト)
鳥海修(書体設計士)
中村竜治 (建築家)
名久井直子(ブックデザイナー)
平出隆(詩人 / 作家 / 装幀家)
藤原大(クリエイティブディレクター)
町口覚(造本家)
山縣良和(writtenafterwards代表 / coconogacco代表)
山口崇多(グラフィックデザイナー)
𠮷田昌平 (アートディレクター / デザイナー / アーティスト)
米山菜津子(グラフィック・エディトリアルデザイナー)
𦚰田あすか(アートディレクター / グラフィックデザイナー)
渡邉良重 (アートディレクター / グラフィックデザイナー)
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02_週替りの本棚
毎週店主を交代し、それぞれに個性的で奥深い本や道具やものたちを紹介します。
〈 週替わり店主 〉
4/4(金)-4/12(土):タタ
4/14(月)-4/19(土):サイトヲヒデユキ
4/21(月)-4/26(土):澄敬一
4/28(月)-5/2(金):FRAGILE BOOK
5/7(水)-5/10(土): 山口信博
5/12(月)-5/17(土):ONE STROKE
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03_展示ウィンドウ
お店に入るとすぐ右手には、象徴的なウィンドウが待ち構えています。手で触れずに、じっくりと眺めて欲しい、ゲストアーティストによる作品を展示します。
〈 ゲスト〉
Keijiban
金沢を拠点とした、エディションの制作・出版社及びアートスペース。2021年にオリヴィエ・ミニョンにより設立。海外に居住するアーティストのプリント、マルチプル、オリジナル作品をプロデュースし、毎月展覧会形式で「掲示板」内で発表、オンラインで販売している。
西岡弘治
1970年生まれ。大阪府大阪市在住。 2005年より作品制作を始める。 おおらかな性格の持ち主だが残した伝説は数知れず。アトリエでは「先生」「巨匠」と呼ばれている。音楽を愛し、楽譜を模写することで作品を生み出している。一心不乱に描き進むうちに、絵の構図はどんどん右方向に流れ、大らかに揺らいだような、えも言われぬ魅力的な構成を形作っていく。
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04_トークイベント
「デザイナーの本棚」や「週替わりの本棚」の参加者によるトークイベントを開催します。 ※申し込み方法は、MMMのHPをご覧ください。
※各回とも満席となりました。
4月19日(土) _鳥海修(書体設計士)
4月26日(土) _澄敬一(ティンカー)
5月10日(土) _𦚰田あすか(アートディレクター / グラフィックデザイナー)
5月17日(土) _米山菜津子(グラフィック・エディトリアルデザイナー)
時間:16:00pm - 17:30pm(各回共通)
場所:銀座七丁目書店
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〈登壇者〉
鳥海修 / Osamu Torinoumi
書体設計士
1955年山形県生まれ。(有)字游工房の書体設計士。同社の游明朝体、游ゴシック体、(株)SCREENホールディングスのヒラギノシリーズ、こぶりなゴシック、大日本印刷(株)の秀英体ファミリーの一部、TOPPAN(株)の凸版文久体ファミリーなど、ベーシック書体を中心に100書体以上の開発に携わる。字游工房として2002年に第一回佐藤敬之輔賞、ヒラギノシリーズで2005年グッドデザイン賞、2008東京TDC タイプデザイン賞を受賞。2022年dddギャラリーで個展「もじのうみ」を開催。著書に『文字を作る仕事』(晶文社刊、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『本をつくる』(共著)(河出書房新社)、『明朝体の教室』(Book&Design)がある。2024年第58回吉川英治文化賞受賞。私塾「松本文字塾」塾長。
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澄敬一 / Keiichi Sumi
ティンカー
1964年、北海道函館市生まれ。 父はトラピスチヌ女子修道院の修繕、増改築などを手掛ける工務店を経営。 十八歳で上京後、早稲田大学工学部建築専門学校へ入学。 設計事務所に三年間勤務したのち退社。 十年近くビルの窓拭きをする傍ら、ヨーロッパや中近東などを度々訪れる。 2002年池尻大橋に、自ら内装したインテリアショップ 「push me pull you」を開く。ファッションブランド 「vêtements」 ギャラリー「LA GALERIE DES NAKAMURA」 セレクトショップ 「Haberdashery」 撮影スタジオ「Lion Building」「school」 ヘアサロン 「fujikawa」、「折形デザイン研究所」などのインテリアデザインを手掛ける。2004年「push me pull you」を閉め、 パートナーの松澤紀美子と早稲田にて「petit cul」を開け、現在に至る。
instagram @keiichi_sumi
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𦚰田あすか / Asuka Wakida
グラフィックデザイナー・アートディレクター
1993年生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業後大学院を修了、その後コズフィッシュを経て独立。あらゆる文化に対してのデザインに携わりながら、豊かな生活をおくることにつとめる。過去の仕事に PARCO、LUMINE、HARUTAなどのファッションシーズンビジュアル、ドラえもん50周年ポスター、書籍の装丁や、紙・印刷にまつわるアイテムから WEB デザインなど。また、アートブックやスカーフなどの自主制作作品を制作・発表もしている。
instagram @wakidaasuka
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米山菜津子 / Natsuko Yoneyama
グラフィック・エディトリアルデザイナー
2003年に東京藝術大学デザイン科卒業、デザイン事務所のCAP・PLUG-IN GRAPHICを経て2014年にデザイン事務所YONEYAMA LLC. を設立。出版レーベルYYY PRESS運営、オルタナティブスペースSTUDIO STAFF ONLY共同運営。
instagram @yoneyamallc
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05_タブロイドブック
21人のデザイナーが選ぶ「たいせつな本」とそのメッセージを完全収録する他、FRAGILE BOOKSが案内する「本のようなもの」を紹介します。
限定1000部
1300円(税込)
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06_サンジョルディ・カード
銀座七丁目書店の期間中に「サンジョルディの日 diada de sant jordi」(4月23日)があります。スペインのカタルーニャ地方では、本と花を贈り合う祝祭日で、街中がにぎわいます。また、この日は「世界 本の日 / World Book Day」とも呼ばれています。この日にちなんで、銀座七丁目書店では、開店期間中に本をご購入いただいた方に、本を贈るときに添える特製カードを1枚差し上げます。新しい春に、たいせつな人へ本を一冊贈ってみませんか。
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主催:MMM
企画監修+ブックディレクター:櫛田 理
アートディレクター:服部一成
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